六命雑感、あと日記の保管庫もかねています。
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目が覚めるとそこには
【1】この調子だと、今日もまた抱きつかれる。
それもいつもより強くだろう。
そんな事を思いながら、先に眼を閉じてしまったルクラを暫し眺め、リズレッタもそれに倣うのだった。
【2】
そして、夜が明ける。
どんな存在であろうと平等に訪れる時間が今日もやってくる。
窓から差し込む朝日の眩い輝きがリズレッタの額を照らし出した。
薄闇が光に満たされて、意識が覚醒する。
もう少し寝ていたい、などと隣で眠っているであろうルクラのような思いは起こらない。
彼女には睡眠や食事といった要素はなんら必要ないのだ。
どちらもが彼女にとっては本来意味のないことで、いまこうしてその意味の無い行動を取っているのは、そうすることで何かしらの利が発生すると思っているだからこそだった。
妹と一緒の時はそれこそ、お茶会を開いて僅かばかりの菓子を口にする程度、そして何時までも妹と一緒に話し、時には『狩り』をして日々を過ごしていた。
だが、その妹はもう居ない。
そして代わりに自分のそばに居る少女は、リズレッタにとっては無意味な行為をしなければ生きてはいけない体の持ち主だった。
リズレッタは退屈が嫌いだった。
深夜一人で、ルクラが起きてくる朝まで一人どこかで暇を潰すといった真似などしたくもなかった。
食事を共に取るのも、そのほうが退屈せず、また楽しめるから。
睡眠を共にとるのも、そのほうが退屈せず、また楽しめるから。
目覚めの良い少女は、退屈から抜け出すためにまだ眠っている少女の体を揺り動かす。
否、揺り動かそうとした。
その手に伝わる感触に、リズレッタは思わず体を固めたのだ。
ゆっくりと、ルクラが眠っていたであろう方向に眼を向ける。
そこには――。
【3】
よくわからないが、ルクラは謎の生物になってしまった。
ぷにぷにするのが面白く心地良く可愛いので余り気にしない。
多分治す方法がどこかにあるのだろう。
この奇妙な遺跡だ、そんなこと造作も無いに決まっている。
とりあえず自分だけ着替えを済ませる。
その間、ルクラは周囲をぴょんぴょんはねていた。
むきゅむきゅ鳴いて足元に擦り寄ってくるのが可愛らしいが邪魔である。
少し足先で小突くと転がっていった。
飛び跳ねて移動するらしく、それでは階段で転がり落ちるのが目に見えているので、リズレッタはルクラを抱きかかえて移動することにした。
案外すんなりと腕の中に納まり、大人しくしている。
少々元気のよさが目立つが根元はルクラそのままのようだ。聞き分けがいい。
階下へと移動し、朝食を作っている老婆にルクラの姿を見せると“あらまあ!”と驚いた様子だが、治す方法もよくわからないし、多分遺跡を探検していれば見つかるのでは、と先ほど思ったことと全く同じ意見が出たので、この問題は大したことではないとリズレッタは確信する。
どうにかなるだろう。
↓?
※本編に関係はありません。
イラストはEno.1379 リーチャ・ミレッタPL様に頂きました。
この場で御礼申し上げます!
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○二日分纏めて
ごー。
……ゴー!
○二十六日目
シルバーピアスを手に入れに床ソロ、お相手はガーゴ様。
必殺フォトンスティングをぶちあて(クルーエルタキオンは即回避されたけれど)後はブラッドサッカーとボロウライフでHPを稼ぎつつ勝利!
……が、PMお二人は引き分けだったり負けていたりと悔しい結果。
今度ソロするときは皆勝利で終わらせたい!
○今度はお父さん
唐突にお父さん出演です。
37歳なのに童顔なので見た目若々しい優しいお父さん、レミス=フィアーレさんです。
ブラックコーヒーをこよなく愛する歴史の先生で、本の虫。
場面も何だか奇妙ですが、それは27日の日記で明らかになります。
○闘技大会
ネタに走りました。
このまま最後までネタで突っ走るので完全にキャラ崩壊です。
(本編に関係ない場所と割り切っているので出来るネタ。PMのスィンエクトさんもそう割り切って闘技では常にキャラ崩壊されてます)
一回目のネタは『金のエンゼルクラ』。
微妙に別のお菓子のネタが混じっていたりWIZや星みるのネタも混じっていたりとやりたい放題。
結果は敗北でしたが勝敗に拘っている人種ではないのでネタさえ発揮できれば勝った気分です。
『実は中の人はじゃがりこが好き』という身も蓋も無い台詞が出ていれば100点だった……!
特になし!
……遺跡外ですが特にやることもなし、というか中の人がぐでんぐでんでサボってた感じも。
装備計画放り出して日記ばっかり書いてました。
○そんなこんなで出来たのが
今回の日記です。
また唐突に場面が変わりお母さんの登場。
今回の日記で種が明かされましたが、妹も父親も母親も全てルクラの夢での出来事。
だから唐突に場面が変わったり、お昼前だったはずなのに珈琲を飲んだら外の景色が暗くなっていたりと摩訶不思議なことが起こっていたのです、と。
恐れられ、迫害される存在ということをひた隠しにして生き続けるルクラの本心と、そしてこれからの決意が現れた日記、でした。
島での経験は確実に彼女にいい方向に働きかけています。
○闘技大会
ネタに走るのが楽しくて仕方がありません。
二回目のネタは『マムルクラ』。
きっとリズレッタがマムルクラを抱えてせっせと戦った……のでしょう。
○今回の必殺技
ネタも混じっていますが!
ドラゴニュート・シャイン
とても単純、持てる限りの力を集めて叩きつけるだけの簡単な魔術。
グランドスパイク
地面から襲い来る石槍は容易に回避は出来ません。
一度足を取られれば最後、強烈な追撃が来ることでしょう。
*いしのなかにいる*
みんなのトラウマ。
ちなみに私は大好物。
○ここからある意味本番
色んな絵を沢山頂きました!
此処で全部一気に紹介です!
Eno.1590キュアベリー・ミル・フィーユPL様に描いていただいたルクラ!
左はいつものルクラですが、右のルクラはメイド服?
アルバイトを始めるとこんな格好でお仕事をするのかもしれません。
そして……。
なんと色を塗っていただきました!
普通のルクラはEno.1646 ティア=クレイティアPL様に
メイドルクラはENo.1683 シュノイ・エルガン・クァディールPL様の色塗りとなります!
色が乗ると可愛さ倍増……!
まだまだあるよ!
ENo.1683 シュノイ・エルガン・クァディールPL様の作品二点!
虎のかっこで驚かしている女将さんと驚いてる(?)ルクラ!
そしてデザートとなってしまったルクラ・ア・ラ・モードです!
尻尾はゲソだそうです。
多分食べられません。
まだ終わらない!
以前にもかっこかわいいルクラを描いて頂いたENo.1681 伊佐木 ほのわPL様が再びルクラを描いてくれました!
凄く大人びて見えます……!
きっとルクラが30歳ぐらいの時ですね。
どれも皆可愛い!(美味しそう!)なルクラでした!
この場で御礼申し上げます。
本当にありがとうございました!
皆に愛されし人の子
【1】
「あら。珍しいわね? ルーちゃんがそんなかっこでソファーで寝っころがってるなんて」
そう声を掛けられて、ルクラは今の自分の状況を見直してみた。
下着姿で、だらしなくソファーに横になっている。
風呂上りでぽかぽかした身体が心地良く重く、ついついこんな格好で寝ていたのだ。
じっと自分の顔を覗き込む若い女性の表情は微笑であり、掛けた言葉はお咎めのそれではないことがすぐ判る。
「ん……あ。ご、ごめんなさい、お行儀悪いですよね」
それでも、生真面目なルクラにとってはそれは十分お咎めの言葉に聞こえたようで、やや慌てた様子でその身を起こそうとした。
「いーのよそんなの、気にしない気にしない。だって我が家じゃない?」
「で、でもお母さん」
「ルーちゃんがお行儀いい子なのはお母さんよくわかってるんだから。たまにはだらけたっていいのよ?」
そんな事を言いながら、若い女性、ルクラの母親であるミーティアは、ソファーから起き上がろうとしたルクラをそのまま抱きかかえ、あっという間に自分の膝に乗せて、一緒にソファーに座る形を取る。
「寧ろ、だらけちゃいなさい!」
「お、お母さん……」
後ろからぎゅっと抱きしめられて、お互いの頬をすり合わせてなんだか盛り上がっている母親の姿に、ルクラは苦笑を見せつつも満更でもない様子でその行為を受け入れていた。
「だって滅多に見れないもの、こんな可愛い我が子の姿~!」
「もー。お母さんったらー」
だから直ぐに二人してきゃいきゃいと騒ぎ出す。
そうしている姿を誰か見れば――勿論娘のあられもない姿をミーティアが家族以外の人間に見せるはずも無いが――“親子”というより“姉妹”だと評するに違いない。
小さなルクラをぎゅっと抱きしめる母親の体躯は決して大きすぎるものではなく、身体を丸めて普段より小さく見えている事を考慮しても、ルクラと酷く差を持った身長の持ち主でないのは明らかだった。
抱擁を緩め、ミーティアは子供っぽい笑みをうかべる。
「……ふふっ。おっきくなったわねぇ、ルーちゃん。……うんうん。翼なんか一回りぐらい大きくなってないかしら? 尻尾もちょっと伸びた気がするわね?」
「そうかな……?」
「抱きしめてみると、『あっ、前とちょっと違うな』って判るのよ。日に日に可愛くて素敵になってるわよ、ルーちゃん?」
“もちろんノーちゃんだってね”と、今はこの場に居ない双子の妹についても触れて、ミーティアは優しくルクラの翼を撫でながら言った。
「ほんとに……少し前までハイハイしてた感じだったのに」
「もう。13歳だよ? ハイハイしてた頃って……すっごく昔じゃない」
「そうなのよねぇ。もう13歳……13歳かぁ」
「あと一年したら“大人”だよ」
「うん、うん。本当に、時間の流れはあっという間……。気が付いたらお父さんもあたしもおじいちゃんおばあちゃんになってるかもしれないわねぇ、このままだと……」
再びルクラを優しく抱きしめ、ミーティアは眼を閉じる。
その感触が心地良いのか、呼吸が深くゆっくりなものへと変わっていくのが、ルクラにも耳元に聞こえる吐息でわかった。
背中に感じる暖かさに、ルクラも心地良いまどろみの中に身を任せようとする。
「……ごめんね」
「え?」
しかしミーティアのそんな言葉に、意識は引き戻された。
突然の謝罪の言葉。
思わず振り向いて母親の顔を見てみれば、それはとても悲しげな様子で。
「辛い思いをしてるんじゃないかな、って。貴方達は、皆と違う。だからずっとその事で、要らない負担をかけてるんじゃないか……って」
「お母さん……」
「違うのよ。違うの。貴方達が嫌いなわけじゃない。大好き。目に入れたって痛くないぐらい、愛しいわ。貴方達を身篭って……そして、貴方達が生まれたときの嬉しさは、世界で一番幸せな……嬉しさだった。でも……貴方達は生まれてくることを望めはしなかった。望んだのはあたし」
「……ちがう」
「あたしが望まなかったら、……産んだりしなければ、貴方達が苦しむことも無かったんじゃないかって――」
「違うよっ!!!」
【2】
「……ちょっと」
「……はぇ」
「いきなりなんですの……? 夜中にいきなり怒鳴らないで欲しいのだけど」
「ん……」
時計を見ればまだ時刻は日付が変わったあたりのところを指しており、辺りは月の光でぼんやりと満たされているだけだった。
寝ぼけ眼を擦りつつ、もぞもぞと起き上がったルクラを、ベッドに横たわったままリズレッタは少し睨みつけた。
折角深い睡眠に身を任せていたのに、突然大きな声で――相手が寝ぼけていたとはいえ――怒鳴られもすれば、流石の彼女も機嫌を悪くする。
「……ごめん、なさい。なんか……夢、見ちゃって」
ばつが悪そうに寝ぼけ眼を擦りながら、素直に謝罪したルクラを見て幾らかその不機嫌も和らぐが、失った眠気はなかなか戻って来そうに無い。
再び自分の隣に体を横たわらせて、浮かない顔をしているルクラを見て、せめて眠気が来るまではこの娘に付き合ってもらおうと考える。
「夢?」
夢を見ている時、ルクラはいつも自分にぎゅっと抱きついてくる
この前は妹扱いされ、その次は父親扱いされた。そして今度は母親扱いだ。
初めの内は戸惑いもあり、安請け合いしたのを後悔した物だが、慣れてしまえば余り気にならない。
寝相も特別悪いわけではないし、抱きついてくることさえ慣れてしまえばなんと言うことはなかったのだ。
今日は母親に甘えでもしている夢でも見ていたのだろう。
そこまでは容易に想像できたが、先ほどの怒鳴り声とは結びつかない。謎が残る。
故に時間を潰すのに手頃な話題として選び、たった一言そう聞き返して更に深いところへ立ち入ろうと目論む。
「……うん。お母さんの、夢」
静かに頷き、枕の感触を確かめるように手を動かしながらルクラは答えた。
「でも……あんまりいい夢じゃなかった、かな。……あ、ううん。お母さんが嫌いなわけじゃないよ。大好きだもん。でもお母さんったら……あんなこと言って」
「あんなこと?」
「……わたしがドラゴニュートだってこと、リズレッタも知ってるでしょ?」
「……一応ですけれど」
リズレッタの目にもルクラは普通の少女――耳が細長い事を除けば本当に普通だ――に見えている。
しかし、ひょんなことから彼女が竜の血を引いた存在である事を知った。
別段何か力を感じるわけでもないし、そんな事をルクラに告白された時は疑念ばかりが浮かんでいたが、それも彼女の言う証拠に手を触れたことで信じざるを得なくなった。
目には見えないが確かにそこにある翼と尻尾。
それは確かに彼女が人ではない何よりの証拠だった。
尤も、本当にドラゴニュートかどうかはまだ半信半疑といったところであった。
半分も受け継いでいれば圧倒的な何かを感じるはずなのだが、目の前に横たわり、悲しげに夢の話を続けるこの少女にはなんら特別な力を感じない。
「わたしの故郷、ね。わたしみたいな子は……『異端』なんです。居ちゃあいけない……怖がられる対象。だから、こうして姿を偽ってる。翼も尻尾も、黄色い瞳だって、全部素敵なものだって思って、お気に入りで……きっと他の人もそう思ってくれるはずだって信じきってた。でも……お父さんもお母さん……ううん。それだけじゃない、おばあちゃんだって、他のドラゴンさんだって皆口をそろえて『人に見せてはいけない』って言うの。初めは何故か判らなかった。何で隠しておかないといけないのか……。そのことでお父さんやお母さんと喧嘩した事だってあったよ。偽った自分の姿はわたしには判らなくて。一体わたしは、他の人にどんな姿で映っているのか、わからなくて。自分のはずなのに自分じゃない誰かがいつも友達と話してる。それが心底、嫌だった。でも……思い知った。そうしなければいけない理由を……」
一度言葉を切り、考えている。
悩むといった方が正しいのかもしれない。
「……ううん。夢の話だったよね。ごめんなさい。夢の中でお母さん、わたしに謝ったの。なんて謝ったと思う? ……『あたしが貴方達を産まなければよかった』……って言うの。わたし達が竜の血なんて引かずに、普通の女の子として生まれたら辛い思いもしなくて済んだかも知れない。だから、お母さんはわたし達を生まないほうが、わたし達にとって幸せだったのかもしれない……って」
“全然、そんなことないのにね”と困ったように笑みを浮かべる。
「だって、お母さんが産んでくれなかったら……わたしはここに居ないもの。もしどこかに同じ『ルクラ=フィアーレ』が居ても、わたしじゃ無い。わたしはここに一人しか居ない。家族だって、同じ。お母さんが産んでくれなかったら、わたしのお母さんは居ないし、お父さんも居ないし、妹だって、おばあちゃんだって、きっと居ない」
ルクラが右腕を掲げて、その手に嵌められたバングルを月明かりに照らす様を眺める。
「……『わたしの偽者』を作ってくれるこのバングルは、わたしの周りの人達が一杯考えて作ってくれた一つの答え。不便だし、辛い事もあるし。こんなの、無い方がいいって思うこともあったけど、今はもう、違う。これを見るたびに思うんだ。……わたしは、幸せだって」
段々とルクラの表情が明るくなっていくのがよくわかる。
話すことで実感を深めているのだろう。
「それにね? わたしがドラゴニュートだからって怖がったりしない、可愛いって言ってくれたり、凄いって褒めてくれたりする人だって一杯居る。色んな人と、本当の自分で仲良くなれた。種族なんて飛び越えて仲良くなれることの証明が出来るって、実感できた。“ドラゴニュートは全然怖くないんだよ”って、わたしがこれからも皆に行動で示していけば……『いい子』で居れば……きっと、わたしの故郷の人達とだって仲良くなれるはずなんです。……自分の寝言で起きちゃって夢の中じゃ言えなかったけど……ホントはこういうこと、お母さんに伝えたかった。また会えるかなぁ?」
「……さぁ。わたくしに聞かれてもわかりませんわ。ただでさえあやふやな夢の話だというのに」
「そうだよね……。でも、会えるといいな。今度は絶対、伝えるんだ。『お母さんは何も悪くないよ』って。それから、ぎゅーって抱きついて、思いっきり甘えるの。……そろそろ、寝るね。ごめんね、起こしちゃって」
「……いえ。いい時間つぶしでしたわ」
「うん、よかった。……おやすみなさい、リズレッタ」
「えぇ、おやすみなさい」
この調子だと、今日もまた抱きつかれる。
それもいつもより強くだろう。
そんな事を思いながら、先に眼を閉じてしまったルクラを暫し眺め、リズレッタもそれに倣うのだった。
ビターな香りに父の面影
【1】
「手伝ってもらって悪かったね、ルー。重かったろう?」
「ううん。大丈夫! あれ位ならへっちゃらです!」
「はは、そうか。助かったよ、ありがとう」
「どういたしまして!」
背に扉の閉まる音と、客の入退出を知らせるベルの音を聞きながら、ルクラと彼女の父親レミスはそんなやり取りを交わした後に笑いあった。
目の前の往来の人通りはとても激しい。
眩しいぐらいにあたりを照らし出す太陽は丁度真上に昇っており、昼時であることを人々に知らせていた。
人の流れに上手く入り込み、はぐれないようしっかりと手を繋ぎ往来を歩きつつ、二人は此処まで持ってきた大荷物について、何気なしに話し始める。
「学校の図書室に、あんなに古い本が一杯あったんですね」
「結構歴史の長い学校だからね。その分沢山昔の本があるんだよ。……ただ、今となってはちょっと学生が読むには難しすぎたかもしれないね」
「そうなの? 表紙しか見てないけど、面白そうな本ばっかりだったような……」
「はは……凄いなぁ、ルーは。あの本達を面白そう、って思ったのか」
「……? 何か変ですか?」
「いや。僕も同じ感想を抱いたよ。たっぷりの時間と、箱に積めて古本屋に売りに行く、っていう仕事さえなかったらあの図書室に篭って何時までも読んで居たかったね」
服の内ポケットに仕舞い込んだ封筒――中には古本を売り払って手に入れたお金が入っている――を人差し指でとんとんと叩き、それからレミスはやや残念そうに肩を竦めて見せる。
「やっぱりお父さんもそう思いました?」
「そりゃあ、僕にとっては宝の山だったからね。……正直処分するのが勿体無い」
「ですよね! 勿体無い!」
「だろう? ……凄いと思ったのは、あの本達の魅力にルーが気づけたことさ。凄く嬉しいよ」
「えへへ……」
「……書斎の本棚まだ空きあったかな」
「買い戻しちゃうんですね?」
「はは。全部は無理だけど、何冊かはね。自分のお金で買い戻すんだから、誰も文句言わないだろう?」
「わたしも何冊か買っちゃおうかな……」
「おっ、また一緒に今度行くかい?」
「……うん!」
「じゃあまた今度行こう。そうだな……今度のお休みとかどうだろう?」
「うん! それでいいですよ!」
「よし決まり。……おっと、着いた着いた」
「え?」
父親に手を引かれ、人混みを離れた先には、一軒の小ぢんまりしたカフェがある。
真っ直ぐ家に帰るものだと思い込んでいたルクラは、眼を丸くして父親を見上げることしか出来なかった。
「手伝ってくれたお礼だよ、ルー。此処のパフェ好きだったろう?」
「……うん!」
きょとんとした表情のルクラを面白そうに眺めて、それからにっこりと優しい笑みを浮べたレミスに、ルクラも期待と嬉しさに満ちた笑顔を向ける。
「いらっしゃいませ」
この時間にカフェで一息、という客は今日はレミスとルクラの親子が初めてだったようで、どの席にも人は居ない。
窓から往来を眺めることのできる席を選び、二人は隣り合って席に座った。
注文を取りにきたのは顔馴染みのウェイトレス。
「ホットコーヒーを」
レミスがそう頼めば砂糖もミルクもついてないブラックコーヒーが必ず運ばれてくる。
覚えられるぐらい、此処は利用しているのだ。
「それとチョコレートパフェとホットミル――」
「わたしもホットコーヒー下さい! 砂糖とミルクは無しで!」
レミスの注文を遮り、いつもと違った注文をしたルクラに、彼女以外は驚いたようだった。
「……ルー、いいのかい?」
「うん!」
「凄く苦いって嫌ってたじゃないか?」
「今はもう大丈夫!」
「……なら、それで」
今度はレミスがきょとんとした表情をする番だった。
頭を捻っているうちに注文された品は届く。
新鮮な果実が乗せられたチョコレートパフェに、ブラックコーヒーが二つ。
嬉しそうな顔のルクラに対して、レミスはやや心配そうな顔。
「本当に大丈夫かい?」
「ふふ」
答える代わりに、ルクラはカップに口をつける。
珈琲特有のビターな香り、続いて流れ込み舌に広がるじんわりとした、身体をぶるりと震わせてしまいそうな苦味。
それをじっくり味わって、ごくりとルクラは飲み込んで。
「……美味しいです!」
自慢げな表情を浮べてレミスを見たのだった。
「……驚いたなぁ。何時の間に飲めるようになったんだ?」
「わたしも大人になったって事です、お父さん」
「はは。……そうか、大人の味が判るようになったのか」
ルクラに倣うようにレミスも同じ事をして、其の味に満足そうな笑みを浮かべ。
「この苦さ。……僕も初めは苦手だったけれど、今になって、大人になってみると美味しく感じる。不思議なものだよ」
そう言って窓の外の往来を眺める。
「………………」
彼の視線の先には、日没のオレンジが町を照らし、直ぐに珈琲色の闇が何もかもを包んでいく様子が映されていた。
○ちょっとサボると
すぐこれです。
三日分纏めてまいりましょう!
○二十三日目の雑感
床ソロで出てきたのはビッグエイプ。
サンゴ戦で技をほぼ使いきりなんともしょっぱい技構成で挑まざるを得ない状況で勝ちをもぎ取れるか!
気合を入れて望んだものの結果は引き分けでした。マジミサ一発分で変わった気がする……。
……最初の練習試合でもそんなことあったような。デジャヴ!
○ぶっち踊り
いよいよこの日に本番開始。
特に相手様と相談することも無く好きにロールさせていただきましたが、これが意外と合ってたりするから面白い。
終わった後の余韻もちゃんとセキさんがフォローしてくれたお陰で次回のメッセもすごく考えやすかったです!
○日記ではかぼちゃの涙亭特性弁当をレンタルしました
わざわざ中身を考えてくれたティアさんには本当に感謝しています。
この場で御礼申し上げます!
中身は以下の通り(日記から抜粋)
なんて美味しそうな……!
食べたいです、すごく。
矜持を取り戻したリズレッタにとっては、それがいかに気に食わない相手であろうとも技術は買う……というスタイルをとるようになるので、表面上はニコニコ付き合いだすようにはなるのかもしれません。
最も……今はあちらもドタバタしているのでその機会はまだ先でしょうけれど。
○二十四日の雑感
手に入れたヘッドルーツで防具作成、余ったお金で購入した保存食でぷに枝への布石を行った遺跡外の日でした。
ついでに不要装備を装飾に合成して強度100超えが出来たりとうれしいことが多かった回ですね。
見切りが多くて滅茶苦茶緊張しましたけれど。
○日記は
リズレッタがルクラに気を許した、ように見えるかもしれません。
実際はまだ彼女は、自分が上で居るつもりでルクラを対等な存在としては見ていない感じです。
友達になるのも、一緒のベッドで寝るのも、それはルクラが自分にした行いに対しての報酬みたいなもの。
本当の『友人』とそれは果たしていえるのかどうか?
○ぶっち踊り
とても楽しいイベントでした。
……投票すっかり忘れてました、ごめんなさい。
なにやら次回もプチ突発イベントがあるようなので……?
○二十五日目の雑感
『日記出てない!? ウソ!?』
という始まりだった二十五日、無事に再更新でほっとしました。
床戦は3:2での戦闘でリベンジを仕掛け、無事に勝利。
殆ど被害なくシルバーピアスをゲットすることが出来ました。
……が、次の相手は三人ともガーゴ様。どうしてくれようか……。
○やっと上位10レベル達成
神道10ゲット。
このまま30目指しますが、同時に魔鏡作成も狙いに水霊上げ、と参ります。
○日記は
いきなり場面が変わりましたが此処で多くは語りません。
ある意味妹が不思議ちゃん過ぎて(あの日記だと10分の1も発揮できてない感じ)難産だった日記です。
○ぶっち踊り
一応お終い、という形かな?
と思ってます。
イベントを企画されたゲンザさん、プチイベントを企画されたヤヨイさん、ペアを組んでいただいたセキさん、参加された皆様、お疲れ様でした!
○そういえば闘技は
勝ったり負けたりしています。
負け確定だと思って挑んだ戦闘に勝ってたりしてびっくりもしてました。
○必殺技
使う前に死んだりしてるので結構少なめでした。
ヴィークャス
真夏の太陽はじりじりと厳しい暑さをもたらします。
しかも彼女の故郷は砂漠地帯。
他の国とは比べ物にならないほどの暑さをもたらすそれは天災にすらなりえる存在です。
最も、環境に適応したルクラの故郷の人々はその厳しい暑さを自らの活力へとできるほどに逞しいのですが。
ルクラ本人も竜のハーフであることが幸いして砂漠の真夏日程度の暑さはへっちゃらだったりします。
今回はそんな真夏の太陽ヴィークャスをイメージで作り出し、自分に対しては活力を与える暑さを、敵に対してはその体力を奪う暑さを発生させてみました。
フレイムスネイク
読んで字の如く、火炎の蛇が地面を這いまわり、獲物を呑み込もうと襲い掛かります。
以前使ったロパーシャの前身となる魔術でもあります。
ゲヴァックランス
ルクラの故郷の船乗り達が最も恐れるのは、やはり何と言っても嵐。
全てが暗闇に包まれ、ただ波に揺さぶられ、時として辺りを照らし出すのは、『沈んでしまえ』と嘲笑うかのような雷だけ。
中でも紫色の雷は最も船乗り達に恐れられています。
その雷は実は船だけを狙い定め放たれるゲヴァックという悪魔の槍だと言われ、乗り越えることがとてつもなく困難なものとされ、事実その雷に遭遇して無事に港に帰りついた船は数える程度、そして辛うじて生き残っていた乗員も全てが数週間も経たぬ内にこの世を去ってしまい、何時しかその雷を見た船乗りは死んでしまうのだと言い伝えられるようになりました。
辛うじて乗り切ったとしても船はぼろぼろ、まともに舵さえ効かず、それでも奇跡的に港についた場合でも飢餓や病気の手により手遅れの場合が殆ど、ということが背景にあるのですが。
現在はその雷が発生するとされる航路は無くなり、ルクラ達の世代が生まれるころには御伽噺として語り継がれるのみです。
暗蒼の刃
鮮やかな蒼に黒が宿り、影により紛れるようになった氷のナイフ。
優雅に敵の集団の中を舞い大立ち回りを演じることが好きなリズレッタは余り好んで使いませんが、必要とあらば暗殺のような真似も出来る程度の腕を持ちます。
不意を突いたときの驚きの表情も『それはそれで見てて楽しい』のだとか。
○次回から
呟きを使って此処でやっていた勝手にキャラ語りを行おうと考えてます。
ルクラとリズレッタの二人で進行されるコーナーで、余り本編には関係の無いおまけのようなものになります。
軽い気持ちで眺めていただければ幸いです。
○ルクラとリズレッタを描いて頂きました!
Eno.757 黒襟 餞さんがルクラとリズレッタと一緒に居る場面を描いて今回のプロフ絵に設定されています!
少し前にお話を頂きびっくりと同時に喜び小躍りどうぞどうぞと快諾して出来上がった絵、可愛すぎて倒れそう。
設定を隅々まで読んで描いてくれたのが一発で判りました。
アレが何よりの証……!
本当にありがとうございました!
○更に追記
原寸大の元絵を頂いてしまいました……!
細かく書き込まれているのがよくわかる一枚になっています!
みたときくらっときました、可愛すぎて。
この場でもう一度、重ねて御礼申し上げます!
はなさん、本当にありがとうございました!
すぐこれです。
三日分纏めてまいりましょう!
○二十三日目の雑感
床ソロで出てきたのはビッグエイプ。
サンゴ戦で技をほぼ使いきりなんともしょっぱい技構成で挑まざるを得ない状況で勝ちをもぎ取れるか!
気合を入れて望んだものの結果は引き分けでした。マジミサ一発分で変わった気がする……。
……最初の練習試合でもそんなことあったような。デジャヴ!
○ぶっち踊り
いよいよこの日に本番開始。
特に相手様と相談することも無く好きにロールさせていただきましたが、これが意外と合ってたりするから面白い。
終わった後の余韻もちゃんとセキさんがフォローしてくれたお陰で次回のメッセもすごく考えやすかったです!
○日記ではかぼちゃの涙亭特性弁当をレンタルしました
わざわざ中身を考えてくれたティアさんには本当に感謝しています。
この場で御礼申し上げます!
中身は以下の通り(日記から抜粋)
大きな弁当箱の方に入っていたのはレタスハム、タマゴ、トマトチーズというサンドイッチ三種。
玉葱のコンソメゼリー。
ミニエビフライ串、タルタルソース付き。
プチトマト串。
ミートボールが3個。(食べてみてうずらの卵が入っているのに気づいた)
マッシュバターポテト。
ザウアークラウト。
そして小さな弁当箱に入っていたのはミックスベリーパイ。
見た目にも美しい、ちょっとしたご馳走がこの弁当箱には詰まっていた。
なんて美味しそうな……!
食べたいです、すごく。
矜持を取り戻したリズレッタにとっては、それがいかに気に食わない相手であろうとも技術は買う……というスタイルをとるようになるので、表面上はニコニコ付き合いだすようにはなるのかもしれません。
最も……今はあちらもドタバタしているのでその機会はまだ先でしょうけれど。
○二十四日の雑感
手に入れたヘッドルーツで防具作成、余ったお金で購入した保存食でぷに枝への布石を行った遺跡外の日でした。
ついでに不要装備を装飾に合成して強度100超えが出来たりとうれしいことが多かった回ですね。
見切りが多くて滅茶苦茶緊張しましたけれど。
○日記は
リズレッタがルクラに気を許した、ように見えるかもしれません。
実際はまだ彼女は、自分が上で居るつもりでルクラを対等な存在としては見ていない感じです。
友達になるのも、一緒のベッドで寝るのも、それはルクラが自分にした行いに対しての報酬みたいなもの。
本当の『友人』とそれは果たしていえるのかどうか?
○ぶっち踊り
とても楽しいイベントでした。
……投票すっかり忘れてました、ごめんなさい。
なにやら次回もプチ突発イベントがあるようなので……?
○二十五日目の雑感
『日記出てない!? ウソ!?』
という始まりだった二十五日、無事に再更新でほっとしました。
床戦は3:2での戦闘でリベンジを仕掛け、無事に勝利。
殆ど被害なくシルバーピアスをゲットすることが出来ました。
……が、次の相手は三人ともガーゴ様。どうしてくれようか……。
○やっと上位10レベル達成
神道10ゲット。
このまま30目指しますが、同時に魔鏡作成も狙いに水霊上げ、と参ります。
○日記は
いきなり場面が変わりましたが此処で多くは語りません。
ある意味妹が不思議ちゃん過ぎて(あの日記だと10分の1も発揮できてない感じ)難産だった日記です。
○ぶっち踊り
一応お終い、という形かな?
と思ってます。
イベントを企画されたゲンザさん、プチイベントを企画されたヤヨイさん、ペアを組んでいただいたセキさん、参加された皆様、お疲れ様でした!
○そういえば闘技は
勝ったり負けたりしています。
負け確定だと思って挑んだ戦闘に勝ってたりしてびっくりもしてました。
○必殺技
使う前に死んだりしてるので結構少なめでした。
ヴィークャス
真夏の太陽はじりじりと厳しい暑さをもたらします。
しかも彼女の故郷は砂漠地帯。
他の国とは比べ物にならないほどの暑さをもたらすそれは天災にすらなりえる存在です。
最も、環境に適応したルクラの故郷の人々はその厳しい暑さを自らの活力へとできるほどに逞しいのですが。
ルクラ本人も竜のハーフであることが幸いして砂漠の真夏日程度の暑さはへっちゃらだったりします。
今回はそんな真夏の太陽ヴィークャスをイメージで作り出し、自分に対しては活力を与える暑さを、敵に対してはその体力を奪う暑さを発生させてみました。
フレイムスネイク
読んで字の如く、火炎の蛇が地面を這いまわり、獲物を呑み込もうと襲い掛かります。
以前使ったロパーシャの前身となる魔術でもあります。
ゲヴァックランス
ルクラの故郷の船乗り達が最も恐れるのは、やはり何と言っても嵐。
全てが暗闇に包まれ、ただ波に揺さぶられ、時として辺りを照らし出すのは、『沈んでしまえ』と嘲笑うかのような雷だけ。
中でも紫色の雷は最も船乗り達に恐れられています。
その雷は実は船だけを狙い定め放たれるゲヴァックという悪魔の槍だと言われ、乗り越えることがとてつもなく困難なものとされ、事実その雷に遭遇して無事に港に帰りついた船は数える程度、そして辛うじて生き残っていた乗員も全てが数週間も経たぬ内にこの世を去ってしまい、何時しかその雷を見た船乗りは死んでしまうのだと言い伝えられるようになりました。
辛うじて乗り切ったとしても船はぼろぼろ、まともに舵さえ効かず、それでも奇跡的に港についた場合でも飢餓や病気の手により手遅れの場合が殆ど、ということが背景にあるのですが。
現在はその雷が発生するとされる航路は無くなり、ルクラ達の世代が生まれるころには御伽噺として語り継がれるのみです。
暗蒼の刃
鮮やかな蒼に黒が宿り、影により紛れるようになった氷のナイフ。
優雅に敵の集団の中を舞い大立ち回りを演じることが好きなリズレッタは余り好んで使いませんが、必要とあらば暗殺のような真似も出来る程度の腕を持ちます。
不意を突いたときの驚きの表情も『それはそれで見てて楽しい』のだとか。
○次回から
呟きを使って此処でやっていた勝手にキャラ語りを行おうと考えてます。
ルクラとリズレッタの二人で進行されるコーナーで、余り本編には関係の無いおまけのようなものになります。
軽い気持ちで眺めていただければ幸いです。
○ルクラとリズレッタを描いて頂きました!
Eno.757 黒襟 餞さんがルクラとリズレッタと一緒に居る場面を描いて今回のプロフ絵に設定されています!
少し前にお話を頂きびっくりと同時に喜び小躍りどうぞどうぞと快諾して出来上がった絵、可愛すぎて倒れそう。
設定を隅々まで読んで描いてくれたのが一発で判りました。
アレが何よりの証……!
本当にありがとうございました!
○更に追記
原寸大の元絵を頂いてしまいました……!
細かく書き込まれているのがよくわかる一枚になっています!
みたときくらっときました、可愛すぎて。
この場でもう一度、重ねて御礼申し上げます!
はなさん、本当にありがとうございました!
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-Eno.455ルクラ=フィアーレ→リズレッタ・メリゴール(終了)
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-Eno.1506レミス&ミーティア
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